不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/5/24

「福岡リート」が、6月21日に上場

 福岡県特化型の不動産投資信託(JREIT)、「福岡リート投資法人」が、6月21日に東京証券取引所と福岡証券取引所に投資証券を上場する。首都圏以外の地域に特化した、いわゆる“ご当地リート”の上場は初めてで、上場JREITとしては18銘柄目。

 上場時の運用資産は、福岡地所グループが所有・運営する大型複合商業施設「キャナルシティ博多」のオフィス棟と商業棟の一部、福岡市内のオフィスビル「呉服町ビジネスセンター」、商業・娯楽施設「パークプレイス大分」の計4物件の信託受益権で、取得時価格は、総額約750億円。オフィス、SC等が混在する複合型リート。

 福岡地所グループや福岡銀行、西日本シティ銀行、九電工など地元の財界トップ企業が出資する(株)福岡リアルティが資産運用を手がける。公募による新投資口発行7,000口と第三者割り当て2,000口の発行で、それぞれ59億1,000万円、16億8,800万円あまりを調達する予定。05年8月期(04年9月~05年8月)の営業収益は57億8,100万円、一口当たり分配金は1万8,116円を予想している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年10月号
売買仲介を効率化するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/9/5

「月刊不動産流通2024年10月号」発売中!

月刊不動産流通2024年10月号」が発売となりました。
特集は、「売買仲介を効率化! オンライン活用」です。賃貸取引ではかなり定着したともいえる電子契約やIT重説。売買仲介においては、どの程度普及しているのでしょうか。売買仲介の営業活動や取引におけるオンラインの活用方法について取材しました。有効活用のポイントや、アナログとの使い分け方、メリット・デメリットは…?