(株)東京カンテイは18日、2006年4月度の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同調査は、同社に登録された中古マンションの売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出し、その平均単価を一般的なファミリータイプ価格に即するよう70平方メートル換算したもの。
これによると、首都圏4月の中古マンション価格は2,432万円(前月比▲5.7%)と下落。3月が前期比6.0%上昇であったため、その反動で下落したものと思われ、価格水準自体に大きな変動はない。
都県別で見ると、東京都3,080万円(前月比▲2.3%)、千葉県1,596万円(▲2.6%)の下落幅が目立った。
主要都市別では、横浜市(2,313万円、同0.9%増)、東京23区(3,453万円、同1.2%増)は上昇。千葉市(1,632万円、同▲1.2%)、さいたま市(1,945万円、同▲2.9%)は下落となった。
近畿圏の中古マンション価格は1,632万円(同▲0.5%)と下落。都道府県別では、大阪府が1,748万円(同3.8%増)と上昇したが、兵庫県は1,560万円(▲2.1%)と下落した。
中部圏は、1,365万円(同0.4%増)と上昇。2005年12月以降1,350万円の水準で安定している。