ケイアイスター不動産(株)は13日、2024年3月期決算(連結)を公表した。
当期(23年4月1日~24年3月31日)は売上高2,830億8,400万円(前期比17.0%増)、営業利益113億6,200万円(同40.8%減)、経常利益101億3,000万円(同45.1%減)、当期純利益68億5,600万円(同42.1%減)。売上原価の上昇や建築コストの高騰の影響で営利は減少した。
主力の分譲住宅事業は、新規エリアへの進出やM&Aでシェア拡大戦略を推進。土地販売を含む販売棟数は7,842棟(同1,075棟増)で、セグメント売上高は2,730億9,200万円(同17.5%増)、セグメント利益は144億1,900万円(同33.2%減)と大きく減少した。
注文住宅事業は、販売棟数は360棟(同50棟減)。セグメント売上高は54億7,900万円(同19.9%減)、販売費と一般管理費の先行発生していた規格型平屋注文住宅の売上高が順調に推移したことなどで、セグメント利益は7億9,700万円(同191.9%増)となった。
次期は、売上高3,200億円、営業利益145億円、経常利益120億円、当期純利益730億円を見込む。